2024年11月より、兵庫ヤクルトは株式会社 CNC(以下、CNC)と提携し、住民が安心して暮らせる「心身社会の健康づくり」を目指し、コミュニティナース事業を開始しました。現代では、社会的孤立や孤独に悩む方も多く、日常生活の身近な支援体制の整備が急務です。地域の皆さまが安心して健やかに暮らせるウェルビーイングなまちづくりを行うべく「共助社会」の担い手として、CNC と協働し、コミュニティナーシングの社会実装に向けて日々取り組んでいます。
コミュニティナースとは
コミュニティナースとは、「コミュニティナーシング」という看護の実践からヒントを得て CNC が独自に提唱・普及してきたコンセプトです。コミュニティナースは、暮らしの身近なところで元気なうちから、『毎日の嬉しい・楽しい』や『心身社会的な健康』を市民の皆さまと一緒になってつくっていく取り組みです。この取り組みを通じて、地域の皆さまの社会的な健康やウェルビーイングに寄与していきます。
ヤクルトレディの「予兆検知」から繋がるコミュニティナース
ヤクルトレディは商品のお届けでお客さまのご自宅にお伺いします。中には何十年ものお付き合いのお客さまもいます。日頃お届けする中で、お客さまの小さな変化に気づくことがありましたが、どのようにお声がけするべきか悩む場面がありました。11月より、兵庫ヤクルトでは人口30万人の明石市からコミュニティナーシングの実装に向けて、看護師の資格をもつ専任のコミュニティナースが活動しています。ヤクルトレディとコミュニティナースが連携することで、コミュニティナースより専門的なアドバイスを行ったり、地域の医療機関への連携や地域・ご近所とのつながりの再構築実現にむけて共創し、地域の健康をサポートしていきます。
コミュニティナースの取り組みについて
この度、クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォーム「note」にて、CNCが公開する「経営者インタビュー第1回」に兵庫ヤクルト代表取締役社長 阿部恭大のインタビュー記事が掲載されました。インタビューはPodcast Studio Chronicle 代表 野村 高文さまにしていただきました。コミュニティナース事業が開始してから1か月で感じた効果やコミュニティナースならではの強みについてお話しています。ぜひご覧ください。
掲載記事はこちら
また、2025年1月より、コミュニティナースによる地域の人々が集うサロンをヤクルト時のまち明石ステーション※にて開催しています。
第1回目のサロンの様子はこちら
※ステーション…ヤクルトレディの拠点となるお店のこと。
今後もコミュニティナース事業を通じて、地域社会の「つながり」を大切にし、お互いが支え合い、助け合い、安心して元気に暮らせる地域づくりを目指してまいります。
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